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わたしとハロプロの出会い ~2019年の鞘師里保とわたし・序章~

もともと文章を書くのが好きで、あれやこれやと書き綴っていたのは数年前のこと。


急に自分の書いているものになんの価値もありやしないとやさぐれてしまい、長らく遠ざかっておりましたが、
気まぐれにブログを開設してみようかという考えが浮かんできて、ハイ! 開設しました!


そんなどうでもよいことは置いといて。


とりあえず本題、ハロー!プロジェクトとの出会いについて書きます。


あれは2016年の2月だか3月だかのこと(曖昧)。
そのころ仲良くなった友人が多趣味な人で、ちょいと話して意気投合し、お互いに好きなものについて教えあうようになりました。


その大部分は小説、音楽、マンガでした。
三浦しをんの小説や黒田硫黄のマンガについて、それらがいかに画期的であるか! なんていうことを、人に語ることなんてなかなか機会がないので、楽しく交流を深めておりました。


その友人から勧められてきたもののひとつに、ハロー!プロジェクトがありました。
彼女は、その時点ですでに活動が休止していた、Berryz工房のヲタクだったのです。


ということを知って、わたしは、


ハロプロってモーニング娘。が所属してるやつ?」


「女性で女性のアイドルが好きって変わってるなー」


「アイドル興味ねえなー」


「ていうか、まだあったんだ、ハロプロ


などと、今となっては、自分をタックルで投げ飛ばしてマウントポジションから鉄槌を頭にめり込ませたくなるような「クソ野郎」なことを考えていました。


ごめんなさい。深く反省しています。


ところで、「わたし」という一人称で書いておりますが、わたしは男です。
漢字で「私」って書くのが嫌いなので、ひらがなを使っています。理由はなんとなく!


そんなクソ野郎ことわたしでしたが、いくつかのMVを教えられ、言われるがままにYouTubeを視聴していくうちに、次第に興味が湧いてきました。


とくに惹かれたのは℃-uteでした。




まっさらブルージーンズ




Danceでバコーン!




『The Middle Management~女性中間管理職~』




これらのMVを観て、世界が拓けたように感じました。


それまでのわたしは、アイドルは苦手でダンスには興味がなく、楽器こそが音楽の中核なのであると、視野狭窄な価値観で生きてきました。


世界で活躍するメタルダンスユニット・BABYMETALのことは大好きでしたが、わたしはBABYMETALをバンドとして見ていたので、ハロプロのアイドルたちを見る視点とはまったく異なる楽しみかたをしてきました。


しかし、歌って踊る℃-uteのMVを見て聞いていくうちに、


「楽曲がいい」


「歌が聞ける」


「ダンスっておもしろいかも?」


という感想を抱くようになっていました。


いや、この感想も今となればアイドルを低く見ているようで、回転エルボーをこめかみにめりこませてやりたくなるようなものですが、
まあそこは、ハロプロとのファーストコンタクトを果たしたばかりのニワカのご愛敬ということで流していただいて、
とにかく℃-uteというグループは非常に魅力的なものとして、わたしの目に映ったのです。


ハロプロという深い深い沼を覗き込んでみたわたしですが、そこに友人は追い討ちをかけ、わたしをハロプロ沼に落とすことに大成功します。


それには、とある人物の登場が必要でした。


その人を知ったことで、わたしは人生観をまるごと全部上書きされて、ハロヲタという道を歩んでいくことになります。


それぐらいの衝撃をわたしに与えた、天性のエンターテイナー。




それは、元モーニング娘。鞘師里保でした。




(この名前を書きながら、あまりの尊さに泣いています)


鞘師を知ったのはほんの偶然によるものでした。


当時わたしは、自分の内面を巡るいろいろな思いに押し潰されて、少々鬱屈した気持ちで日々を生きていました。


ありがたいことに、友人はわたしのそういった思いを聞いてくれました。


そんなやり取りの流れで、ある日、わたしはLINEで友人に「スカッとしたい」という一文を送ったのです。


友人は即座に返事をくれました。
その内容は日本語ではなく、YouTubeのURLでした。


そのリンクをタップした瞬間、わたしはスカッと鞘師里保に魅せられ、見事にハロー!プロジェクトのヲタクと化したのです。




スカッとMy Heart




MVの冒頭でセンターにいる女性は、わたしの抱いていたアイドルのイメージとはかけはなれていました。
あっという間に、わたしは彼女に夢中になりました。
しかし、そのときの感覚はうまく言葉では言い表せないものでした。


振り返ってみるに、彼女が放つ輝いたオーラや、外見ににじみ出る人間としての深み、そしてハイクオリティーなダンスに目を奪われたのだろうと思います。


しかし、上に書いたとおり、それまでアイドルやダンスに興味を持たずに生きてきた当時の自分には、なにが起きたのかまったくわかりませんでした。


とにかく、「この人なんかすごい!」と鼻息を荒くしたわけです、ハイ。


すぐに友人にそのことを伝えました。


返ってきた返事は、


「さやし。さすがエース」


という極めて短いものでした。


しかし、たったこれだけの言葉から、この「さやし」という人物の凄みが、ありありと伝わってくるようでした。


そして、教えられるがままに、9期メンバーのオーディション動画を漁っていき、鞘師里保が「神に選ばれた人間」であることを知り、涙したのであります。


しかし、とても悲しい事実も知りました。


鞘師里保はついこのあいだモーニング娘。を卒業をし、海外留学へ旅立った、という事実です。
わたしが鞘師を知ったとき、すでに鞘師はいなかったのです。


ですから、わたしがリアルタイムで鞘師を追えるようになるまで、つまり鞘師が劇的な復活を遂げるまでには、3年の歳月を待たねばなりませんでした。


ちなみに、わたしは『スカッとMy Heart』のMVで、のちにもうひとりの推しとなり、さらに人生観をアップデートさせられることになる、鬼才・佐藤優樹にも出会ったことになります。


しかし、まーちゃんこと佐藤優樹の魅力を知るのには、さらに時間が必要でした。


それはまた別のお話……



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